産業廃棄物処分場の協定書締結反対する

 森崎興業株の産業廃棄物最終処分場の建設に伴う、米沢市と森崎興業鰍フ協定書締
結は、これ以上の産廃最終処分場の建設は望ましくないとの米沢市の考えに反し、産
廃最終処分場建設を認め、促進するものであり、締結に反対します。

米沢市は日本の自然保護の原点と言われる「草木供養塔」があり、古来より自然を大
切にする風土があります。しかし、@山形県の産廃最終処分場18箇所中、8箇所が米
沢市にあり、米沢市に数的にも集中しています。A東北最大級の産廃最終処分場が板
谷地区にあり、量的にも米沢市に過度に集中しています。B米沢市の8箇所の山形県
の母なる川の最上川の源流にあります。米沢市は産廃天国と言われる悲しい実態があ
ります。

ホタルの里である三沢地区は既存の産廃最終処分場が中山峠にあり、水質汚染等が問
題になりました。これに隣接し、森崎興業は新規の産廃管理型最終処分場を計画して
います。この産廃施設は焼却炉から発生するダイオキシンや有害な重金属が含まれる
焼却灰等の危険物質をも地中に埋めるものであり、地元住民が反対し、反対運動は市
民に拡がっています。

安部市長は「産廃施設は望ましくないが、県の許認可事業であり、反対できない」と
し、産廃天国の米沢市の環境対策に積極的姿勢を示しませんでした。しかし、安部市
長は「県が認可した産廃処分場に市が反対すれば、営業妨害として市が損害賠償を求
められる」と、生活権より営業権を優先させ、建設に向けた環境保全協定書づくりを
開始しました。市民の建設反対の運動で、県の許可が出ていたが、建設が着工してい
ませんでした。米沢市と森崎興業の協定書は「望ましくない」産廃施設の建設を米沢
市が許し、建設を促進させるものであります。平成18年6月、市民の927通の建
設と協定書反対の意見があり、協定書づくりを再検討する検討会が始まった。せめ
て、最新技術や情報公開システムを導入し、県の許可に反対できなくとも、米沢市民
や県民の生活環境を守るため、「これぐらい高いレベルでないと米沢市は許さない」
との、日本一高い安全性の産廃施設に規制させる高いハードルづくりで実質的な拒否
を望んだが、そうではありませんでした。

 このような意見に対し、市長は再度、グレードアップした最終市長案を提示するこ
とになりました。しかし、今回、市長案は市民に公開されず、一方的に、秘密裏に協
議され、低いレベルで合意がなされた。村山市の産廃施設で事故があったが、埋め立
てられたダイオキシンを含む有毒水が地下水として施設外に流入しないようにする
「遮水シート」に自己修復マットが取り入れられたが、各地で導入されている遮水
シートの漏水感知システムを米沢市は提案したが、森崎興業は拒否した。鳥インフル
エンザはオープン型鶏舎への外国の野鳥の飛来が原因とされるが、最近各地で導入さ
れ始めている産廃埋立地に屋根を掛けての埋立て作業で、たぬきやカラスが有害物質
を搬入・搬出させず、目に見えない有害物質粉塵の施設外への飛散を防止する被覆型
のクローズドシステム処分場案も拒否した。産廃施設の情報公開として、埋立て作業
や水処理のメーターをライブカメラで映し、HPにてリアルタイムで市民に情報公開
する米沢市の提案も森崎興業に拒否された。安全性を高める最新技術や市民への情報
公開や市民の立入権も盛り込まれないレベルの低い協定書案で合意した。せめて、産
廃施設に反対できなくとも、協定書に合意せず、実質的拒否をして欲しかった。

米沢市と森崎興業が協定書締結は産業廃棄物最終処分場の建設を米沢市が許し、建設
を促進させるものであります。このような協定書締結に断固反対します。